共働き70%突破!!【新築分譲戸建て】 ペアローン・連帯債務

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新築戸建購入者 共働き率70%超え!- ペアローン活用

SUUMOリサーチセンターの最新調査により、新築分譲戸建て購入者の共働き率が初めて70%を突破したことが明らかになりました。 住宅価格の高騰とともに、ペアローンを活用した住宅購入が新たなスタンダードとなりつつある現状を詳しく解説します。

https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20250703_housing_01.pdf

 

共働き率70%突破 ペアローンが常識!?

Q: なぜ共働き率が急激に上昇しているの?

A: 住宅価格高騰により単独収入では購入が困難になり、夫婦協力による世帯収入最大化が必要不可欠となったため。

【共働き世帯率の推移】

共働き世帯率の推移



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リクルートのSUUMOリサーチセンターが発表した2024年の調査結果によると、首都圏で新築分譲戸建てを契約した世帯のうち、共働き世帯の割合が72%に達し、調査開始以来初めて70%の大台を突破しました。特に既婚世帯に限定すると、その割合は76%まで上昇しており、前年から4ポイントの大幅な増加を記録しています。

この数字が示すのは、もはや住宅購入において共働きが例外ではなく、むしろ標準的な選択肢となっていることです。背景には、土地価格や建設コストの継続的な上昇があり、単独収入では理想的な住宅を購入することが困難になっている現実があります。夫婦が協力して家計を支え、住宅ローンを組むことが、現代の住宅購入における基本戦略となっているのです。

また、女性の社会進出が進み、キャリアを継続しながら家庭を築く夫婦が増加していることも、この傾向を後押ししています。共働きによる世帯収入の安定化は、金融機関からの信頼度向上にもつながり、より有利な条件での住宅ローン契約を可能にしています。これらの要因が複合的に作用し、共働き世帯による住宅購入が主流となっているのが現状です。

 

住宅価格高騰がもたらす購入者層の変化

Q: 住宅価格はどの程度上昇しているの?

A: 平均購入価格は4,844万円で過去最高、東京23区では7,000万円を超える水準まで上昇している。

【平均購入価格の推移(万円)】

平均購入価格の推移(万円)

【世帯年収分布】

世帯年収分布

2024年の調査では、新築分譲戸建ての平均購入価格が4,844万円に達し、過去最高を更新しました。住宅ローンの平均借入額も4,524万円と、前年から329万円の大幅な上昇を記録しています。特に東京23区内では平均価格が7,000万円を超えており、首都圏の住宅価格高騰が顕著に表れています。この価格上昇は、土地価格の高騰、建設資材費の上昇、人件費の増加など複数の要因が重なった結果です。

購入者層にも大きな変化が見られます。世帯年収1,200万円以上の高所得世帯が全体の14.8%を占め、前年から5ポイント近い上昇を示しています。平均世帯年収も875万円と調査開始以来最高水準に達しており、住宅購入に必要な収入水準が年々上昇していることが明確になっています。これは、住宅価格の上昇に対応するため、より高い収入を持つ世帯でなければ新築戸建ての購入が困難になっていることを意味します。

購入価格帯で最も多かったのは「6,000万円以上」の20%となっており、高額物件への需要が集中していることがわかります。この傾向は、限られた予算の中で最大限の価値を求める購入者心理を反映しており、立地や性能にこだわった物件選びが主流となっています。結果として、中間価格帯の物件よりも、多少高額でも長期的な資産価値を期待できる物件への関心が高まっているのです。

 

ペアローンが当たり前になった理由

Q: ペアローンの最大のメリットは何?

A: 借入可能額の大幅増加により理想の住宅購入が可能になり、夫婦それぞれが住宅ローン控除を受けられること。

住宅価格の高騰により、従来の単独ローンでは希望する物件の購入が困難になったことが、ペアローン普及の最大の要因です。特に東京23区のような高額エリアでは、単独収入でフルローンを組むことが実質的に不可能となっており、夫婦それぞれが住宅ローンを組むペアローンが現実的な選択肢として定着しています。金融機関側も、世帯収入の安定性を重視する傾向が強まっており、ペアローンによる申し込みを積極的に受け入れています。

ペアローンの利用により、借入可能額の大幅な増加が実現できることも大きなメリットです。例えば、夫の年収が600万円、妻の年収が400万円の場合、単独では約4,500万円程度の借入が限界ですが、ペアローンを活用することで7,000万円以上の借入が可能になります。これにより、立地や広さ、性能面で妥協することなく、理想に近い住宅を購入できるようになっています。また、住宅ローン控除も夫婦それぞれが受けられるため、税制面でのメリットも大きいのです。

さらに、現代の夫婦は住宅購入を単なる居住手段ではなく、資産形成の一環として捉える傾向が強くなっています。将来的な売却や賃貸運用を視野に入れた物件選びが主流となっており、そのためには立地や性能にこだわった高品質な物件を選ぶ必要があります。ペアローンは、こうした戦略的な住宅購入を可能にする重要なツールとして位置づけられているのです。住宅性能への関心も高まっており、耐震・耐久・断熱性能を重視する購入者が34.7%と前年から6ポイント上昇しています。

 

全国に広がる共働き世帯の住宅購入トレンド

Q: 地方でも共働き世帯の住宅購入は増加している?

A: 全国的に同様の傾向があり、特に東北地方では従来単独ローンだった層もペアローン利用が急拡大している。

地域別平均価格と共働き率

地域 平均価格(万円) 共働き率(%)
東京23区 7,200 78
神奈川県 5,800 74
大阪市内 4,900 72
福岡市 4,200 69
札幌市 3,800 67
仙台市 3,600 65

共働き世帯による住宅購入の増加は、首都圏に限った現象ではありません。関西圏では大阪市内を中心とした再開発エリアで、リンク層を中心とした需要が強くなっており、2人入居を前提としたペアローンの比率が東京都心とほぼ変わらない水準まで上昇しています。九州地方の福岡市においても、地価上昇率が全国上位にランクインしており、初回購入者の借入総額が継続的に増加している状況です。

北海道札幌市では、人口流入による住宅需要の増加は比較的緩やかですが、共働き世帯の年収重視傾向が顕著に現れています。特に注目すべきは東北地方の変化で、仙台市を中心とした再開発や価格上昇により、従来は単独ローンで購入できていた世代でも、ペアローンの利用率が過去1〜2年で大幅に拡大しているとの報告があります。地域の金融機関からは「今まではいなかった層」としてペアローン利用者の増加が指摘されています。

これらの地域共通の特徴として、資産性への意識の高まりが挙げられます。単に居住するための住宅ではなく、将来的な資産価値を重視した物件選びが全国的に浸透しており、立地条件や建物性能への関心が高まっています。また、各地域で再開発プロジェクトが進行していることも、住宅価格上昇と共働き世帯の購入増加を後押ししている要因となっています。地方都市においても、もはや世帯年収の最大化なしには理想的な住宅購入が困難な時代に突入していることが明確になっています。

 

今後の住宅購入戦略と資産形成の考え方

Q: 今後の住宅購入で最も重要な要素は?

A: 世帯年収の安定確保と長期的資産形成戦略の策定、そして立地と性能を重視した物件選択が重要。

現在の住宅市場環境を踏まえると、住宅購入は単なる居住手段から、長期的な資産形成戦略の中核的要素へと位置づけが変化しています。昭和時代には夫の収入のみで住宅購入が可能でしたが、平成時代に入り収入の不安定化が進み、令和の現在ではペアローンやダブルローンによる高額返済が当たり前となっています。この変化は、日本の経済構造と雇用環境の根本的な変化を反映しており、今後も継続すると予想されます。

将来的な住宅購入戦略として重要なのは、世帯年収の安定的な確保と長期的な資産形成計画の策定です。現在の日本経済の仕組み上、賃金の急激な上昇は期待できないため、夫婦ともに安定した収入源を確保することが不可欠です。正社員である必要はありませんが、継続的にキャッシュを稼ぐ仕組みを構築することが、住宅購入成功の鍵となります。また、低金利時代の反動により、今後はローン金利の上昇傾向も予想されるため、金利変動リスクへの対策も重要です。

住宅選びにおいては、立地条件と建物性能への投資を重視することが推奨されます。戸建て住宅の魅力である広いスペース、駐車場の確保、自転車やバイクの置き場など、マンションでは実現困難な要素を活かしつつ、将来的な資産価値の維持・向上を期待できる物件を選択することが重要です。特に再開発エリアや交通利便性の高い立地、高い住宅性能を備えた物件は、長期的な資産価値の観点から有望と考えられます。住宅購入は人生最大の投資であり、慎重な計画と戦略的な判断が求められる時代となっているのです。

 

参考資料・関連リンク

 

※本記事の内容は2025年7月時点の情報に基づいています。最新の市場動向については各種公式資料をご確認ください。

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この記事を書いた人
﨑ちゃん

新築マンションに携わって30年!!趣味が嵩じて大型バイク・潜水士も持ってます。好きなデべは地所さん、野村さん、明和さん、住不さん。

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