月々の住宅ローン返済額の目安は?【楽に返せる金額の相場】

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月々の住宅ローン返済額の目安は?

現在の出費や貯蓄額から簡単に算出可能です。「毎月いくら返済できるのか」無理のない金額を把握しよう。借り入れ金額は自分自身で決める金融機関は確かにお金を貸してくれますが、住宅ローンの借り入れ金額は金融機関が決めるものではありません。物件評価額、あなたの年収その他の条件から借り入れ金3000万、月々の返済額13万円の融資が受けられるとしても、それが果たして本当に無理のない返済額なのかは、あなた自身が判断するべきものなのです。

厳しい「節約」が前提の返済計画は破綻する

返済計画トマンション

食費、光熱費、交際費、通信費など、毎月の固定出費がありますが、こうした出費を節約して頭金を準備するのは大賛成です。借り入れ金額を少しでも小さくしておけば、返済総額も抑えることができますし、そうした節約の「クセ」がつけば、マンション購人後にも堅実な生活ができるでしょう「月に3回の外食を2回に」という程度の節約なら苦痛ではないでしょうが、外食は一切なし、毎月の食費も現状の6割に減らす、ボーナスはすべて返済にまわすという厳しい条件でしか返済できないようなら、価格の安いマンションに検討しなおすべきです。

何十年にもわたる住宅ローンをギリギリの生活で払いつづけていくのは精神的に大きなプレッシャーになります。食費、光熱費、交際費、通信費などはたしかに努力しだいで圧縮できるものですが、その節約分を見越して返済額を検討するのは破綻のもととなります。無理のない返済額の基準となるのは、いま現在、住居にかかっている年間費用と一年間の貯蓄額の合計金額です。住居にかかる費用には「家賃」のほか「駐車場代」も含めてください。貯蓄額は、月々の積み立てとボーナス時の両方の合計金額です。

返済可能額を予測

貯蓄額を算出するとき注意してほしいのは、偶発的な出費を貯蓄額に上乗せしないことです。たとえば、「プラズマテレビを買わなければ50万は貯金できた」「冠婚葬祭での出費がなければ20万は貯金できた」と、「毎年のことではないから」と甘く見積もってはいけません。「予想外の出費」は毎年必ず発生します。もし、なにもなければ、その分は「予備費」として貯金すればいいのです。住居にかかる年間費用(家賃十駐車場代)+年間貯蓄額が、あなたが一年に確実に住居に支払える金額です。これを12か月で割って、さらに予測される修繕積み立て金と管理費を引いたものが月々の適正返済額になります。

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