マンションの畳の大きさ
【結論】
つまり、中京間くらい。
マンションの6畳は戸建てより狭いの?
よく「京間」や「江戸間」「団地間」などという表現を聞きますが、マンションはどれに当たるのでしょうか?マンションの畳一枚の大きさは戸建てなどに比べて、大きいのでしょうか?小さいのでしょうか?
◆関西地方で多く見られる「京間」と呼ばれる畳一枚のサイズは、
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6尺3寸(1,909mm)×3尺1寸5分(955mm)≒1.82㎡
◆東海地方で多く見られる「中京間」と呼ばれる畳一枚のサイズは、
⇓ ⇓ ⇓
6尺(1,818mm)×3尺(909mm)≒1.65㎡
◆関東地方で多く見られる「江戸間」と呼ばれる畳一枚のサイズは、
⇓ ⇓ ⇓
5尺8寸(1,758mm)×2尺9寸(879mm)≒1.54㎡
◆公団、公営住宅などで多く見られる「団地間」と呼ばれる畳一枚のサイズは、
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5尺6寸(1,697mm)×2尺8寸(848mm)≒1.44㎡
これを見るとマンションの畳一枚の大きさは、東海地方で用いられている「中京間」に近いのです。ですからマンションの畳は、標準的な大きさだと言って良いでしょう。
和室がない! 畳がない! 【マンションの間取り】
最近では畳の部屋がない!和室がない!間取りもかなり多く見られるようになってきました。生活スタイルの変化などで和室の必要性が薄れてきました。
私も実際に和室のない間取りのマンションも販売したことがありますが、和室があるスタンダードな間取りと遜色なく契約となります。低価格のファミリー層のマンションの場合は和室がない間取りの方が売れたりするケースがあります。
しかも、最近では「置き畳」という選択肢もあります。洋室が手軽に畳の間に変化する置き畳は、自由に配置でき、更にデザインやカラーのバリエーションが多く、基本的に洋室の造りになっているマンションにはぴったりです。
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