カルチェ大手町【中区大手町】
「カルチェ大手町」新築分譲時データ
物件名 | カルチェ大手町 | ||
所在地 | 広島市中区大手町3丁目6-6 | ||
最寄り駅 | 広島電鉄宇品線「中電前」歩2分 | ||
坪単価 | 143.4万円 | ||
総戸数 | 23戸 | ||
専有面積 | 25.42~106.08㎡ | ||
価格 | 1,090~5,170万円 | ||
売主 | 伊藤忠商事 | ||
設計 | U建築設計事務所 | ||
施工 | 大林組 | ||
構造 | SRC | ||
竣工 | 昭和62年 1987年 3月 | ||
※上記情報は分譲当時のパンフレット掲載内容などを記載していますので、現況と異なる場合があります。また、分譲時会社は社名変更後の会社名が掲載している場合があります。
カルチェ大手町 MAP
現在(2024年)の周辺環境と交通
- 中電前電停まで徒歩約2分
- 中電前バス停まで徒歩約3分
- アストラムライン本通駅まで徒歩約10分
- セブンイレブン広島中央郵便局 約86m
- 中電病院 約190m
- 広島中央郵便局 約260m
- おかず工房鷹野橋店 約550m
- ウォンツ小町店 約550m
- 広島銀行広島市役所支店 約350m
- 袋町小学校 約850m
- 国泰寺中学校 約550m
思い出と感想と中古
売主が伊藤忠商事なんですね。個人的にはクレヴィアのほうがイメージ強いです。
ファザートが凝っています。
一階部分にテナントが入っています。
駐車場は機械式です。
伊藤忠商事「カルチェマンション」とは?
「カルチェ(Quartier)」シリーズは、伊藤忠商事が1980年代から1990年代にかけてのマンションブランドで、特に都市型ライフスタイルに対応した高級分譲マンションとして人気がありました。をする「カルチェ」は、シリーズ名にもあるように、住宅とその街並みの一体感を重視した開発が行われたのが特徴です。
1.カルチェシリーズの特徴
コンセプトとデザイン
カルチェシリーズは、「住まい育ち街の価値を高める」というコンセプトをベースに設計しました。 ヨーロッパの高級住宅地をモデルとしたデザインが多く、外観にはシンプルかつ上品な匠が採用され、長く愛される都市型住宅を目指していました。
ゆとりある居住空間
当時の住宅開発トレンドよりも広めの住戸設計が特徴で、居住空間の快適さや室内の開放感が追求されています。ゾーンが明確に分かれているのが特徴です。
高品質な設備
キッチンシステムや高性能な浴室設備、しっかりとした収納スペースなど、当時としては非常に高い水準の設備が導入されていました。を重視していました。
2.代表的な物件例
カルチェ赤坂
東京都港区赤坂に位置したこの物件は、赤坂エリアのアクセス性と静かな住宅地としての環境を守っており、富裕層やビジネスエグゼクティブに人気でした。赤坂という地名にゆったり落ち着いた内装が特徴です。
カルチェ麻布十番
港区の麻布十番にあるこの物件は、東京タワーや六本木ヒルズへのアクセスが良く、都心ありながらも静かな住環境が魅力でした。高く、デザインや設備の面でも洗練された都市型マンションとして評価されています。
カルチェ代官山
代官山エリアに建設されたこの物件は、周辺の流行と共存するおしゃれなデザインで、特に若い富裕層に人気がありました。
3.カルチェシリーズの歴史と背景
都市型生活への対応
1980年代から1990年代にかけて、日本では高度経済成長期を経て都市型の高級住宅需要があった。特に、働く世代が都心に近い場所での快適な暮らしを求める同様に、カルチェシリーズはこのニーズに応える形で開発が行われました。
都市の高級住宅市場への普及
カルチェシリーズは、都心に住みながらもプライバシーや静かな環境を重視した「高級マンション」に対する新しい価値観を提供しました。が実施され、富裕層向けのブランドとして人気を集めました。
シリーズの終焉と後継ブランド
1990年代以降、不動産市場のトレンドが変化し、またバブル経済崩壊の影響もあり、カルチェシリーズはやがて展開を終了しました。 その後、伊藤忠商事は「クレヴィア(CREVIA)」シリーズを立ち上げ、カルチェシリーズの経験やノウハウを相談しながら、より現代の都市生活に適応したマンションを提供することになりました。
4.カルチェシリーズの影響と評価
建築・デザイン分野への影響
カルチェシリーズは、当時のマンションデザインの段階を次に、今後の高級マンションブランドに影響を与えました。シンプルでモダンなデザインや、上品で飽きのこない意匠は、他のデベロッパーにも参考になることが多かったと言われています。
市場での評価
カルチェシリーズは、希少価値のある高級マンションとして、現在でも中古市場で人気があり、高い価値を維持しています。これにより「カルチェ」というブランドは、伊藤忠商事の不動産開発における品質と信頼性の象徴となり、今も高く評価されています。
売主「伊藤忠商事」とは
1. マンションブランド「クレヴィア(CREVIA)」シリーズ
伊藤忠商事が手掛けるマンションブランド「クレヴィア」は、高級感と機能性を両立させた集合住宅ブランドとして、特に都市部で支持されています。都心における利便性や高いデザイン性、安心・安全な住環境を提供することを特徴としています。
一例として「クレヴィアタワー中目黒」や「クレヴィアタワー池袋」などがあり、都心の利便性と住宅としての快適さを両立した設計が評価されています。これらのタワーマンションは高層階からの眺望や、共用部の充実した設備(ラウンジやフィットネスルームなど)が魅力となっています。
30代~50代の都市型ライフスタイルを求めるファミリー層や単身者向けの物件もあり、モダンで洗練されたインテリアデザインを取り入れることで、幅広い顧客層に支持されています。
2. 大規模再開発プロジェクトへの参画
伊藤忠商事は、都市の価値向上を目指した再開発事業に積極的に参画しています。既存の都市基盤を生かしつつ、住居だけでなく、商業施設や公共空間も併設する複合型の開発を行うことが多いです。
例えば、渋谷・六本木・銀座といった都心部のエリアでの再開発に関わっています。こうしたプロジェクトでは、エリアの文化やコミュニティの再構築にも配慮し、商業エリアやオフィス、住宅が一体化した複合施設の開発により地域全体の価値を向上させています。
再開発プロジェクトを通じて、地域の人口増加や経済の活性化が期待されるとともに、地域の安全性や環境にも配慮したインフラが整備され、持続的な都市の発展に寄与しています。
3. 海外不動産事業の展開
伊藤忠商事は、日本国内のみならず、アジア(シンガポール、タイ、インドネシア)やアメリカなど海外でも不動産開発を進めています。特に経済成長の著しいアジア市場において、住宅の需要が高まっているため、積極的に進出し、現地に合わせた住宅や商業施設の提供を行っています。
シンガポールの高級マンション開発プロジェクトなどが有名で、日本ならではの高品質な建築技術やデザイン性を反映した住まいが評価されています。また、タイのバンコクでは中間層向けの集合住宅の開発が進んでおり、現地の文化や生活習慣に対応した設計を取り入れています。
海外市場においても「日本式の高品質」をアピールし、信頼性や安全性を確保することで競争力を高めており、将来的な需要拡大にも対応できる体制を築いています。
4. エコ・サステナブルな住宅開発
持続可能な開発を重視し、マンション開発においても、環境に配慮した設計・施工が行われています。省エネルギー設備の導入や敷地内の緑化、太陽光発電システムの採用など、エコフレンドリーなマンション開発を推進しています。
「クレヴィア」シリーズでも、再生可能エネルギーを活用したエネルギー管理システムの導入や、住民が日常的に環境意識を高められるような設計(ゴミの分別システムや、省エネ家電対応設備など)を積極的に取り入れています。
こうした環境への配慮は、持続可能な社会の構築に貢献すると同時に、企業としての社会的責任を果たす姿勢として評価され、企業イメージの向上にもつながっています。
5. 不動産ファンドの運用と資産価値の向上
伊藤忠商事は、国内外の不動産を対象とした不動産ファンド運用を手がけています。このファンド事業により、マンション開発だけでなく、投資家や金融機関と連携し、資産価値の向上を図っています。
代表的なものとして、オフィスビルや商業施設を中心とした不動産ファンドを運用し、安定した賃貸収入や資産価値の向上を目指しています。また、長期的な資産運用を見据えたマンション開発・管理も含まれており、投資家に対して安定的なリターンを提供しています。
ファンド運用は、伊藤忠商事の財務基盤の強さを背景に、投資家に高い信頼を与えており、さらなる資金調達や事業拡大にも寄与しています。
6. 顧客サービスとアフターサポートの充実
マンションの購入後も、定期的な点検やメンテナンス、リフォームサポートなど、居住者が長期的に安心して暮らせるサポート体制を整えています。例えば、24時間対応の問い合わせ窓口を設けるなど、顧客のニーズに応えています。
「クレヴィア」シリーズでは、住居の価値を長期にわたって保つためのメンテナンス計画や、リノベーションの提案も行っています。これにより、住民にとって安心して長く住める住環境を提供し、同時に物件の資産価値を維持しています。
マンション内での住民交流を促進するためのイベントや、管理組合のサポートなど、住民が快適に暮らせる環境を提供することにも注力しています。
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