藤和大手町コープ【中区大手町】
「藤和大手町コープ」新築分譲時データ
物件名 | 藤和大手町コープ |
所在地 | 広島市中区大手町3丁目6−3 |
最寄り駅 | 広島電鉄宇品線「中電前」歩2分 |
坪単価 | 85.4万円 |
総戸数 | 14戸 |
専有面積 | 81.59~97.88㎡ |
価格 | 2,100~2,560万円 |
売主 | 藤和不動産 |
設計 | フジタ工業 |
施工 | フジタ工業 |
構造 | RC |
竣工 | 昭和54年 1979年 4月 |
※上記情報は分譲当時のパンフレット掲載内容などを記載していますので、現況と異なる場合があります。また、分譲時会社は社名変更後の会社名が掲載している場合があります。
藤和大手町コープ MAP
現在(2024年)の周辺環境
- アストラムライン本通駅まで徒歩9分(約700m)
- 中電前電停まで徒歩2分(約97m)
- 中電前バス停まで徒歩2分(約120m)
- ローソン広島大手町店 約78m
- フレッシュマートマミー 約168m
- おかず工房鷹野橋店 約502m
- マツモトキヨシ大手町店 約488m
- 広島中央郵便局 約260m
- 広島銀行広島市役所支店 約467m
- 中電病院 約276m
- 保育園ゆりかご 約159m
- 袋町小学校 約880m
- 国泰寺中学校 約777m
思い出と感想と現状
分譲マンション感が全くないですね。賃貸マンション感半端ない。。。
中古相場 「藤和大手町コープ」
2024年秋の時点で中古物件が出ています。
97.88㎡、フルリノベーションで2,998万円。
新築時の価格が45年前で約2,500万円。
あなたならどう考える?
※SUUMOより転載
「藤和不動産」は倒産したの?
藤和不動産は、2009年に三菱地所によって完全子会社化されました。
企業概要と買収前の状況
藤和不動産は、日本国内で不動産開発や管理を手掛ける老舗企業として、高度経済成長期から存在感を発揮していました。主に賃貸マンションの管理・運営、商業施設やオフィスビルの開発、不動産売買、リノベーションといった事業に携わり、国内の住宅市場や商業施設市場で一定のシェアを持っていました。藤和不動産の提供する「藤和シティホームズ」などのマンションブランドは、高品質な住環境を重視しており、人気を集めました。
しかし、2000年代に入ると不動産業界を取り巻く経済環境が厳しさを増し、企業としても経営の立て直しが課題となっていました。
三菱地所による買収
2007年、三菱地所は藤和不動産の買収を決定し、子会社化を進めました。この買収は、不動産業界における事業規模の拡大と、藤和不動産の持つ物件やサービスのノウハウを活用する意図がありました。三菱地所グループは、商業施設やオフィスビルの開発をはじめ、様々な不動産事業においてリーディングカンパニーと位置付けられており、藤和不動産の合流は三菱地所の事業多角化をさらに強化するものでした。
藤和不動産の吸収合併
2008年、三菱地所は子会社化した藤和不動産を「三菱地所リアルエステートサービス」に吸収合併する形で事業統合を行いました。この合併により、藤和不動産の社名は消滅し、「三菱地所リアルエステートサービス」が藤和不動産の事業を引き継いで運営を続けています。この合併によって、三菱地所グループは藤和不動産が持っていた賃貸や物件管理のノウハウを組み込み、顧客基盤と提供サービスを拡充しました。
買収後の事業展開
吸収合併後、三菱地所リアルエステートサービスは、藤和不動産の物件やブランド資産を活用しつつ、グループ内の資源やネットワークを駆使して多岐にわたる不動産サービスを展開しています。特に、藤和不動産が強みを持っていた賃貸マンションや管理サービスの顧客基盤を維持し、三菱地所ブランドのもとでサービスの質を向上させました。また、三菱地所の持つリソースを活かして、デジタル化やエコ対応といった新たな取り組みにも積極的に対応しています。
買収の影響と評価
三菱地所による買収と吸収合併は、不動産業界においては重要な統合の一つとして認識されており、業界内で大きな話題となりました。この買収によって、藤和不動産のブランドと物件管理の強みが三菱地所の総合力と結びつき、管理や賃貸における顧客満足度が向上しました。また、藤和不動産が持っていたリノベーション事業や不動産売買のノウハウも三菱地所グループ内で引き継がれており、不動産に関する総合的なサービス提供が実現されています。
現在の藤和不動産ブランドの位置づけ
現在「藤和不動産」というブランド名は使用されていませんが、「藤和シティホームズ」など一部のマンションシリーズは引き続き高品質な住まいとして知られており、その物件を通じて藤和不動産の存在が感じられる場面もあります。また、三菱地所リアルエステートサービスは、藤和不動産の持っていた物件の管理・運営を継続しつつ、新たなサービス展開や顧客への対応を強化しています。
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