広島の任意売却業者【安心5選】
住宅ローンの返済にお困りの方にとって、任意売却は競売を回避するための重要な選択肢です。広島エリアには多くの任意売却業者がありますが、実績や対応力、サポート体制などを考慮して、特におすすめの5社を厳選しました。それぞれの業者の特徴や強み、対応エリアなどを詳しく紹介します。
広島市内で任意売却をサポートする業者を5社ピックアップしました。それぞれの特徴を見ていきましょう。
株式会社アイエム
会社概要
- 所在地:広島市西区三篠町1丁目1番10号
- 対応エリア:広島県内
- 公式サイト:www.imestate.com
- 取扱業務:不動産売買、賃貸、リフォーム
特徴とポイント
✓ 不動産売買から賃貸、リフォームまでワンストップ対応
✓ 住宅ローン返済困難者向けの任意売却サポート
✓ 地域密着型の営業スタイル
✓ 個別の状況に合わせた柔軟な対応
✓ 弁護士・司法書士と連携した法的サポート
株式会社アイエムは、広島市を拠点に不動産売買、賃貸、リフォームまで幅広いサービスを提供している会社です。住宅ローンの返済にお困りの方向けに任意売却のサポートも行っています。
地域密着型の営業スタイルを採用しており、広島の不動産市場に精通したスタッフが対応します。任意売却においては、債権者との交渉から引越しまでトータルサポートを提供し、お客様の状況に合わせた柔軟な対応が特徴です。
また、弁護士や司法書士などの専門家と連携しており、法的な問題にも対応可能です。相談は電話やメールで受け付けており、初回相談は無料で対応しています。
いろは不動産
会社概要
- 所在地:広島市中区十日市町1丁目4番21 ニュー十日市ビル203号
- 対応エリア:広島県内
- 特徴:全国任意売却支援協会加盟店
- 公式サイト:i68.co.jp
特徴とポイント
✓ 住宅ローン滞納・競売問題に特化
✓ 全国的に多数の任意売却解決事例
✓ 債務整理にも対応
✓ 協力弁護士によるワンストップ体制
✓ 家族に寄り添うサポート体制
いろは不動産は、広島市内で不動産売買を手掛ける会社で、全国任意売却支援協会の加盟店です。住宅ローン滞納や競売問題の解決に特化しており、任意売却のスペシャリストとして活動しています。
「家族に、暮らしに、人生により添う」をモットーに、住宅ローンの返済でお困りの方に寄り添ったサポートを提供しています。全国的に多数の任意売却・債務整理解決事例を持ち、特に困難なケースでの実績が豊富です。
法律問題(債務整理・離婚等)には協力弁護士が対応するワンストップ体制を構築しており、複雑な案件でもトータルサポートが可能です。相談は来店・電話・メール等で受け付けており、無料で対応しています。同社では「一日も早い相談」を推奨しており、問題が深刻化する前の早期相談を呼びかけています。
丸建ハウス株式会社
会社概要
- 創業:1976年
- 所在地:広島市南区仁保四丁目6番23号
- 対応エリア:広島県内全域
- 公式サイト:www.maruken.info
- 連絡先:082-258-1144/0120-87-6363
特徴とポイント
✓ 創業45年以上の老舗企業
✓ 年間300件以上の不動産売買実績
✓ 広島県内全域をカバー
✓ 住宅ローン返済困難者の任意売却サポート
✓ 専用相談窓口で一貫サポート
丸建ハウス株式会社は、1976年創業の老舗不動産会社で、広島市南区を拠点に広島県内全域で事業を展開しています。年間300件以上という圧倒的な不動産売買実績を誇り、地元では大手企業として知られています。
住宅売買の仲介・買取に強みを持ち、任意売却相談にも対応しています。特に住宅ローン返済困難者の任意売却サポートでも多くの実績を残しており、専用相談窓口でローン返済相談から競売回避まで一貫したサポートを提供しています。
同社のウェブサイトでは、任意売却に関する詳細な情報や流れ、メリット・デメリットなどが分かりやすく解説されており、初めての方でも安心して相談できる環境が整っています。営業時間は9時から20時まで(水曜定休)と長く、仕事帰りでも相談しやすい環境を整えています。
株式会社カルム
会社概要
- 所在地:広島県広島市西区楠木町2丁目5-18新光ビル 1F
- 対応エリア:広島市内
- 特徴:全国任意売却支援協会加盟
- 公式サイト:www.calm-baikyaku.com
- 連絡先:082-239-3666
特徴とポイント
✓ 年間50件以上の取引実績
✓ 代表が窓口となり迅速対応
✓ フットワークの軽さが強み
✓ 弁護士など外部専門家と連携
✓ ローン滞納・競売回避の任意売却に強い
株式会社カルムは、広島市西区を拠点に、広島市内で長年の取引実績を持つ地元不動産会社です。全国任意売却支援協会に加盟しており、住宅ローン滞納や競売回避のための任意売却に特化したサービスを提供しています。
年間50件以上の取引実績を持ち、豊富な解決事例が同社の信頼性を裏付けています。特筆すべき点は、代表自らが窓口となり、フットワーク軽く相談に対応している点です。これにより、意思決定が早く、迅速な対応が可能となっています。
また、弁護士などの外部専門家とも連携し、複雑な案件にも対応可能な体制を整えています。相談方法は電話・メールフォーム・チャットと多様で、お客様の都合に合わせた相談が可能です。任意売却に関する無料相談を随時受け付けており、秘密厳守で対応しています。
アクシス株式会社
会社概要
- 所在地:広島県安芸郡府中町大通三丁目4番10号 アクシス大通
- 対応エリア:広島県内
- 特徴:不動産コンサルティングに特化
- 公式サイト:axcis-re.co.jp
特徴とポイント
✓ 不動産コンサルティングに特化
✓ 個別の状況に合わせたオーダーメイド対応
✓ 専門家チームによる総合サポート
✓ 任意売却から再建計画まで一貫対応
✓ 丁寧なカウンセリングが特徴
アクシス株式会社は、広島市中区を拠点に不動産コンサルティングに特化したサービスを提供している会社です。住宅ローン返済にお困りの方に対して、任意売却を含めた総合的な解決策を提案しています。
同社の特徴は、お客様一人ひとりの状況に合わせたオーダーメイドの対応です。単に物件を売却するだけでなく、債務整理や生活再建までを視野に入れた総合的なコンサルティングを行っています。
弁護士・税理士・司法書士などの専門家チームと連携し、法律・税金・登記などの問題にもワンストップで対応可能です。初回相談は無料で、丁寧なカウンセリングを通じて最適な解決策を提案します。相談は電話・メール・Webフォームで受け付けており、秘密厳守で対応しています。
最適な任意売却業者を選ぶために
広島市内には多くの任意売却業者がありますが、それぞれに特徴や強みが異なります。今回紹介した5社は、いずれも実績豊富で信頼できる業者ですが、あなたの状況や物件の特性によって、最適な選択肢は変わってきます。
総合的な不動産サービスを求めるなら「株式会社アイエム」、任意売却・債務整理に特化したサポートが必要なら「いろは不動産」、豊富な実績と安定感を求めるなら「丸建ハウス株式会社」、代表が直接対応する迅速なサービスを求めるなら「株式会社カルム」、不動産コンサルティングに特化した総合的なアドバイスが欲しいなら「アクシス株式会社」が適しているでしょう。
住宅ローンの返済が困難になった場合、一人で悩まず、早めに専門家に相談することが重要です。任意売却は競売を回避し、より良い条件で住宅問題を解決するための有効な手段となります。複数の業者に相談し、自分に合った業者を選ぶことが成功への第一歩となります。
最後に、任意売却は人生の大きな決断の一つです。焦らず、信頼できる専門家と相談しながら、最善の選択をしましょう。この記事が、あなたの住宅ローン問題解決の一助となれば幸いです。
任意売却とは
任意売却の基本概念
任意売却とは、住宅ローンの返済が困難になった際に、債権者(銀行や保証会社)の同意を得た上で、不動産を売却する方法です。通常の不動産売却と大きく異なる点は、ローン残高が売却金額を上回る場合でも、債権者の承認を得ることで売却が可能になることです。
一般的な不動産売却では、住宅ローンを完済するか、売却金額でローンを完済できる状態でなければ売却できません。しかし任意売却では、債権者との交渉により、ローン残高が残っていても抵当権を外してもらい、売却することができます。
比較項目 | 通常売却 | 任意売却 |
---|---|---|
ローン残高と売却価格の関係 | 売却価格 ≧ ローン残高 | 売却価格 < ローン残高でも可能 |
債権者の同意 | 不要 | 必要 |
売却価格 | 市場価格 | 市場価格に近い |
売却後のローン残債 | 基本的に発生しない | 発生する場合が多い |
売却期間 | 3〜6ヶ月程度 | 3〜6ヶ月程度 |
任意売却が必要になる状況
任意売却が検討される主な状況は以下のようなケースです。
- 住宅ローンの返済が困難になった
- 離婚や病気、リストラなどで収入が減少した
- ローン残高が不動産の価値を上回っている
- 競売を回避したい
多くの場合、住宅ローンの滞納が4〜6ヶ月程度続くと、金融機関から「期限の利益喪失」の通知が届きます。これは、残りのローンを一括で返済するよう求められるもので、この段階になると通常の返済方法では対応できなくなります。
任意売却のスケジュールと流れ
任意売却のスケジュールは、債務者の状況によって異なります。大きく分けて以下の3つのステージがあります。
ステージ1:滞納前または滞納初期
まだ滞納していない、または滞納が始まったばかりの段階です。この段階では、支払いを止める(やむを得ない場合)、別の銀行口座にお金を貯める、不動産会社に相談し市場価格での売却を試みるなどの対応が考えられます。
ステージ2:期限の利益喪失後
約4〜6ヶ月の滞納で、銀行から保証会社に債権が移り、一括返済を求められる段階です。保証会社との交渉が始まり、任意売却の条件(売却価格など)を話し合います。合意後、通常の不動産売却と同様に売り出し、売却活動は約半年間続き、価格の見直しが数回行われます。
ステージ3:競売申立て後
保証会社が競売を申し立てた後の段階です。競売申立てから入札までは約半年あり、この間も任意売却活動は並行して行えます。買主が見つかり、決済が完了すれば競売は取り下げられます。
1ヶ月目
- 住宅ローン滞納開始
- 銀行から電話や督促状が届く
2〜3ヶ月目
- 催告書が届く
- 保証会社からの連絡が始まる
- この段階で任意売却の相談を始めるのが理想的
4〜6ヶ月目
- 期限の利益喪失通知が届く
- 一括返済を求められる
- 保証会社が代位弁済
- 任意売却の交渉が本格化
6〜12ヶ月目
- 競売申立てが行われる
- 裁判所から競売開始決定通知が届く
- 任意売却は競売の入札開始日前日まで可能
任意売却のメリット
任意売却には、競売と比較して多くのメリットがあります。
メリット
- 市場価格に近い金額で売却可能
- 競売では市場価格の5〜7割程度になることが多いのに対し、任意売却では市場価格に近い金額で売却できます。
- 周囲に経済状況が知られにくい
- 通常の不動産売却と同じように行われるため、近隣の人に経済的な事情が知られにくくなります。
- 引越し時期や条件について交渉可能
- 買主との間で引渡し日などを交渉でき、引越し費用を売却代金から確保できる可能性もあります。
- 残債の返済条件について交渉可能
- 残債の返済について債権者と交渉でき、分割払いや減額などの条件で合意できる可能性があります。
- 精神的な負担が軽減される
- 自分の意思で売却するため、精神的な負担が軽減され、次の生活に向けて前向きに準備できます。
デメリット・注意点
- 債権者の同意が必要
- 任意売却を行うには債権者(銀行や保証会社)の同意が必要で、同意が得られない場合は実行できません。
- 信用情報に傷がつく
- 住宅ローンの滞納により、個人信用情報機関に事故情報が登録され、新たな借入れが困難になる場合があります。
- 残債が残る
- 売却金額がローン残高に満たない場合、残債の返済義務は残ります。ただし、返済条件は交渉可能です。
- 共有者や保証人の同意が必要
- 物件が共有名義の場合や連帯保証人がいる場合は、その人たちの同意も必要になります。
- 時間的制約がある
- 競売申立て後は時間的制約があり、入札開始日前日までに任意売却を完了させる必要があります。
任意売却の具体的な手続き
任意売却を行う際の具体的な手続きは以下の通りです。
専門家への相談
現状の把握と査定
債権者との交渉
売却活動
売買契約と決済
残債の返済計画
まとめ
任意売却は、住宅ローンの返済が困難になった際の有効な選択肢の一つです。競売と比較して多くのメリットがありますが、債権者の同意が必要であることや、信用情報に傷がつくことなどのデメリットもあります。
住宅ローンの返済が厳しくなってきたら、滞納が増える前に金融機関に相談し、返済条件の変更や任意売却の可能性を検討することが重要です。特に、任意売却は早い段階で専門家に相談することで、より良い条件での売却が可能になります。
どのような状況であっても、一人で悩まず、専門家に相談することで、最適な解決策を見つけることができるでしょう。任意売却は、困難な状況から新たな生活へと踏み出すための一つの手段として、検討する価値があります。
※本記事の情報は一般的な内容であり、個々の状況によって異なる場合があります。具体的なアドバイスが必要な場合は、専門家にご相談ください。
※参考リンク:法務省:不動産競売について
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