私はこのサイトで「タワーマンションはクソなのか?」という壮大なテーマについて、論じてきましたが、結論から申し上げますと、タワーマンションは決してクソだとは思っていません。
実際、最近ではタワーマンションの防犯性が見直されています。
タワーマンション特有の優れた防犯性に注目が集まっています。
昨今頻発して世の中を騒がせている「闇バイト強盗」が、タワーマンションの防犯性の高さを実証しています。
タワーマンションは決してクソではないのです。
今、見直されているのです!!
タワーマンションと空き巣・泥棒・闇バイト強盗
タワーマンションの居室は一般的に、高層階に位置しセキュリティが強化されているため、一見すると空き巣や泥棒被害のリスクが低いと考えられています。しかし、近年の実態や手口の変化により、必ずしも「安全」ではなくなってきています。以下に、タワーマンションと空き巣・泥棒・闇バイト強盗被害の関係について詳しく解説します。
タワーマンションのセキュリティ設備
タワーマンションは通常、監視カメラ、防犯ゲート、エレベーターのカードキーシステムなど、多くのセキュリティ設備が整えられています。こうした設備により、不審者が簡単に侵入するのを防ぐ効果があります。
しかし、このような設備があることで逆に「高セキュリティだから安全」と安心しきってしまい、住人の防犯意識が低くなるケースもあります。例えば、ドアや窓の施錠を忘れてしまったり、防犯グッズを活用しなかったりする傾向が見られることがあります。
空き巣が狙うポイント
空き巣犯や闇バイト強盗は、多くの場合、まずは「侵入の難易度」「逃走のしやすさ」「ターゲットの見分けやすさ」などを考慮します。タワーマンションの場合、エレベーターが多くの防犯設備を通過する必要があるため、通常の集合住宅と比べると侵入難易度は高くなります。
しかし、タワーマンションでは特定の住戸やフロアが普段から人の出入りが少ないと、そのエリアがターゲットになりやすくなります。特に、住人が出かけやすい時間帯(通勤時間や夜間)は空き巣の狙い目となることがあります。
侵入手口の巧妙化
タワーマンションの住人をターゲットにする空き巣犯は、防犯カメラの死角を見つけたり、居住者を装ってエレベーターに乗り込んだりするなど、巧妙な手口を使うことがあります。例えば、荷物を持って宅配業者を装ったり、住人同士の挨拶に紛れて侵入したりといったケースも報告されています。
また、特定の階に侵入し、複数の部屋を順番に試して鍵がかかっていない部屋を狙うという方法もあります。ドアの施錠やインターホンに応答しないことで不在を確認するなどの行動を見せる犯人もいます。
特定の階層や位置に注意が必要
一般的に、タワーマンションでは中層階や低層階が狙われやすいと言われています。これは、高層階ほど監視カメラや住人の目が多くなり、また逃走が難しくなるためです。しかし、一部の空き巣犯は高層階でも無防備な部屋を狙うため、全ての住戸にリスクがあるといえます。 特に、タワーマンションでは同じフロアに多くの住戸があるため、不審な音や動きがあっても住人が「別の部屋の音だろう」と思い込むケースもあります。しかし、闇バイト強盗の被害はいまだにタワーマンションでは発生していません。
防犯対策の強化
タワーマンション住人は、個別の防犯対策も考えることが推奨されます。ドアチェーンや補助錠、窓のセンサー付き防犯グッズなどは効果的です。
また、防犯意識を高めるために、管理会社や住民間で定期的に防犯会議を開催することも効果的です。防犯カメラの死角をなくす工夫や、不審者への警戒呼びかけを行うなど、住民全体で安全意識を共有することが重要です。
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