これからも新築マンション価格は上昇していくのか?

新築マンション選びのチェックポイント【2025】

新築分譲マンション選び【賢いチェックポイント】

新築分譲マンションを購入しようと考える動機はさまざまだと思いますが、優良物件を見つけたいという気持ちは誰もが同じなのではないでしょうか。

具体的に探し始めるとき、まず、ほしい新築マンションの条件を考えるのが第一歩でしょう。その条件を考えるにあたっては、まず、予算や部屋の広さ、最寄り駅の沿線などから考え始める人が多いのではないでしょうか。ある人は事業主・デベロッパーのブランドを優先する向きもあるかもしれないでしょう。または、パンフレットや資料を集めて、建物の構造にはじまり、部屋の配置やキッチンとリビングを結ぶ動線、給湯器の能力、室内扉の材質など、多岐にわたる項目について詳しく比較検討する人もいるでしょう。やがて、優先すべき項目や条件を、自分の中であれこれ並べ替えながら、購入候補のマンションが次第に絞り込まれてくるのではないでしょうか。

しかし、そうしたこれまでの選択方法で、ほんとうに後悔しない選択ができるのでしょうか。そこでまず、従来の検討方法は、重要なポイントを見落としているということから、ご説明したいのです。住宅情報サイトなどの、通常よくあるパターンを私なりにまとめたものです。新築分譲マンション購入を考える場合、こうした旧来型チェックシートで条件を洗い出すことは、初歩的段階として、自分が求めるマンションのイメージを把握するために、それなりの意味はあるのです。また、具体的に物件がリストアップされてきたときには、あらためて、このようなチェックシートで、自分の条件がどれくらい満たされているかを確認することも必要でしょう。

多くの人は、まず通勤沿線や通勤時間、間取りのアウトラインから絞り込んでいくでしょう。次に、物件自体の設備やサービス、管理状況などが問題となるでしょう。これらの詳細については、ある程度具体的な物件が浮かんできた場合、真剣に比較検討するのが一般的な流れでしょう。

※15階建てマンションは要注意!!

 

新築マンション選びのチェックポイント!!

【環境・立地】

【構造】

【管理等】

【共用部・アメニティー】

【住宅ローン・資産性】

※分譲マンションの「エレベーターの数」の正解は???

【環境・立地】

【構造】

【管理等】

【共用部・アメニティー】

【住宅ローン・資産性】

 

マンション購入は情報収集が命です!!

近年は、マンションは供給過多の状態です。しっかり情報収集をすれば好条件の物件が見付かるはずです。ここではマンション物件探しの基本を解説します。

まずは広告のチェックから

一番目にしやすい物件情報は、やはり広告でしょう。新聞の折り込みチラシや新聞内の広告ページ、あるいは街頭の看板、電車の中吊り広告など。また、インターネット上に存在する膨大な量の物件情報にも目を通したいところです。もちろん、直接不動産業者を訪ねるのも探し方の一つです。業界の人間に会うことは少なからず有益です。

広告のどこを見ればいい?

広告では「建築概要(物件概要)」こそが一番のポイントです。大きな写真やキャッチコピー、きれいな問取り図を見るのは二の次です。まずはこの小さな文字の塊を読み込んでください。ほかに「分譲後の権利形態」や「管理形態」、そのマンションに関わる各業者なども確認したい項目です。

マンションの広告を見る際には、以下の要素に注目すると良いでしょう。

位置

交通の利便性、周辺環境(商業施設、公園、学校など)、安全の良さは、住みやすさを考慮する重要な要素です。

建築年

建築年が古い物件は、設備や構造が古い、リフォームが必要な場合があります。また、耐震性にも注意が必要です。

間取り

必要な部屋の数や広さ、各部屋の配置は、生活の快適さを大きく影響します。

管理体制

マンションの管理組合の体制、管理会社の評判を概観することも重要です。 良好な管理体制は、マンションの長期的な価値を認識するのに役立ちます。

修繕積立金

大規模修繕のための積立金の額や、その使い道についても確認しましょう。修繕積立金が十分でない場合、突然大規模修繕で追加の出費が発生する可能性があります。

価格

同じ地域の似たような物件と比較して、価格が適正かどうかを判断しましょう。

生の声は貴重な情報

これはマンションに限りませんが、親戚や知り合いに最近マイホームを持った人がいたら、その経験談をぜひ聞いてみましょう。親切な業者やローン商品といった具体的に役立つ情報だけでなく、苦労したことや注意すべきことなど、経験者ならではの感想は貴重な参考資料となります。その際、相手には申し訳ないですが、「よかったこと」よりも「悪かったこと」のほうが情報としては役立つので、さりげなく聞き出してみてください。

希望のマイホーム像を固めすぎない

家族会議を重ねて「新築マンションを買おう」と決めたとしても、実際に物件探しをするうちに、中古マンションや一戸建てへ路線変更するケースもある。絶対に新築マンション、とイメージを固定し過ぎないことが重要です。

マンション探しの情報源!!

●折り込み広告

折り込み広告は、地域性と速報性を兼ね備えた情報源。気になったチラシは保管しておこう。派手なキャッチコピーにだまされないよう注意。

●新聞広告

大きなスペースの広告だけではなく、不動産広告の特集ページにある小さな記事にも注目すること。読者数が多いので優良物件には人気が集中!

●インターネット

情報量の多さはナンバーワン。全国各地のマンション物件を探すことができるのは大きな強み。サイトの信用度や情報の鮮度には気を付けて!

●業者めぐり

不動産業者に直接話を聞けば、マンションそのものについての知識も自然と身に付いてくる。プロのセールストークに惑わされる危険も!

マンションは基本的に交通利便性のいいところに建っています。都心の便利なところに住めますから、通勤や外出も便利です。戸建てに比べればセキュリティの面でも安心、管理も任せきりでいいですし、ゴミ出しも刈一時間好きなときに出せます。わずらわしさがないのがマンションの大きな利点でしょう。

800戸や1000戸規模の大規模マンションになると、敷地内に保育所やアスレチックジム、クリニック、スーパーやコンビニ、公園などの生活利便施設が整えられているところやショッピングセンターに隣接している物件もあります。こうした付帯設備は小規模の中古マンションや戸建てにはない、最近の新築マンションの特徴でもあります。またフルフラット仕様で、バリアフリー対応になっているマンションも増えています。高断熱・高密閉で省エネ効果の高い物件もたくさんあります。防音性能も高まってきていますし、免震・耐震性能も高いものが少なくありません。そうした「住みやすく暮らしやすい」新築マンションですが、いざ購入という時にはいくつか重要なポイントがあります。それについてお伝えしましょう。立地については、すでに「周辺環境・立地の調べ方」でお伝えしていますのでそちらを参考にしてみてください。

1価格について
まず同エリア、そして類似する他のエリアと併せて最低20物件以上は見て相場感をもち圭しょう。ある程度の数を見れば、自然と相場感が養われます。この感覚が何より大切なのです。見学に行った時は、マンションの「令住戸の専有面積に対する坪当たしりの平均単価」を営業マッに聞くことも忘れずに。相対的に安いのかどうか比較する時には、一坪当たりの単価で比較する必要があります。
2比較表の作成
それぞれの物件を比較検討するための簡単な表を作ります。頭の中で整理するのではなく、必ず紙に書き出し、それを見れば特徴や差が「一目瞭然」というものを作るようにしてください。物件名、最寄り駅、物件までの徒歩による所要時間、総額、坪単価、大きさ、間取り、向き、環境、眺望等の項目は最低作っておき、随時記入していきます。常に他の物件と相対的に善し悪しを比較することで、相対的にどの物件が一番良いかが自ずとわかります。
3モデルルームと購入希望の部屋との違いをチェック
天井の高さ、梁の出具合は各部屋、各フロアによって異なります。なかでも購入希望の部屋とモデルルームとの違いは必ず確認しましょう。モデルルームは物件の中で最も条件の良い部屋だからです。部屋の間口、キッチンの大きさ、バルコニー上の庇のある無しなどもメジャーを持参して測り、実際の差異を確認してください。また最近では、標準仕様でないオプション仕様(追加工事費用が発生する)のキッチンや壁面、収納がモデルルームをカモフラージュしています。どこまでが標準仕様なのか、厳密に営業担当者に聞いてみてください。モデルルームと実際に購入する住宅が見かけ上あまりにも異なるマンションが増えています。ご注意を。
4「第○期完売」の表示は信用しない
モデルルームに行くと、価格表に売約済みの赤いバラがついていますが、そのバラの数を見て売れ行きを判断するのは間違いです。一部屋も売れていないマンションでも、何割かは売れているように見せかけるため、適当にバラを付けている場合がほとんどだからです。これに惑わされてはいけません。また、大規模マンションの場合、数期に分けて分譲するケースが多いのですが、「第1期即日完売」等の告知もあまり当てになりません。半分しか売れていなくとも、表面上完売としておかないと、2期以降のマンションが売りづらくなります。こういった情報は一切無視して、物件そのものが「自分の理想の家かどうか」を冷静に判断しましょう。
5建築現場は整理整頓されているか確認
すでにマンションが建築中であれば、その建築現場を遠くからそっとのぞいてみてください。モデルルームは交通の便利な所にあり、実際に立つ敷地は僻地にあるというのは、業界的には当たり前のことです。モデルルームの場所に幻惑されないように、建設中であっても現地には何度も足を運んでください。
また建設業界では、良い施工をする会社の建設現場は、常によく整理整頓されていると言われています。良い施工になるかどうかは「現場監督」次第ということです。現場監督が規律や規則を重んじる品質に対する意識が高い方であれば、建築資材やゴミなどが配置良く整理整頓されているはずです。これは一般の人にもある程度わかることですから、チェックしてみるといいと思います。
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