愛車「RZV500R」のレビュー 2ストの雄たけび!!

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RZV500R【愛車自慢】

RZV500Rはヤマハが開発したハイスペックなレーサーレプリカバイクですが、発売時の以上に高い販売価格が大きなネックとなり、思ったように売れませんでした。当時の主流だった750ccバイクよりも高価で、一般のライダーには手が届きにくい存在でした。

さらに、運転には大型二輪免許が必要で、取得が難しかったことも、販売不振の一因となりました。教習所で取得できる中型免許で乗れる250ccや400ccバイクの方が、若いライダーを中心に人気を集めていたためです。つまり、RZV500Rは、高価で免許取得も難しい、一部の熱狂的なファン向けのバイクだったと言えるでしょう。選ばれし者だけが乗ることを許されるマシーンだったのです。

 

RZV500R【満足点】

RZV500Rは、80年代のレーサーレプリカという歴史と、V4エンジンによる独特な加速感が魅力のバイクです。所有することで得られる満足感は大きく、特に同世代のライダーとの共通の話題として盛り上がります。ツーリングも楽しめるほどの快適性も備えており、意外なほど燃費も良い点が嬉しい驚きです。独特なスタイリングも魅力の一つで、特に横側のカウルは目を引きます。

RZV500R不満点

キックスタートの不便さや、ニュートラルランプが見えにくいといった操作性の問題があります。また、古いバイクであるため、パーツの入手が難しく、高額になります。めちゃめちゃ金がかかります。さらに、横風へのシビアさは慣れが必要です。また、排気熱による不快感は半端ないです。

【RZV500R】購入者へのアドバイス

RZV500は単なるバイクではなく、特別な一台を求める人向けのバイクです。RZVに強い愛着があり、その魅力を理解している人であれば、これらの不満点を補って余りある満足感を必ず得られます。私が保証します。しかし、最新のバイクと比較すると性能面では劣る部分も多く、維持費も高額になる可能性があるため、購入は慎重に検討してください。

 日本専用モデルとしての位置付け

これは私がほれ込んだポイントの一つです。RZV500Rは日本専用モデルとして開発されており、海外向けのRD500LCとは異なる特徴を持っています。特にアルミフレームの採用や出力の自主規制など、日本国内の規制やニーズに合わせた仕様となっています。これにより、国内での販売数が限られていたため、希少価値が高く、現在もバイク愛好家の間で高額で取引されています。

レーサーレプリカとしての影響

RZV500Rは、1980年代のレーサーレプリカブームを牽引した一台として歴史に名を刻んだと言ってよいでしょう。その後、多くのメーカーが同様のコンセプトのバイクを発売しましたが、RZV500Rはヤマハ独自の技術とデザインが融合した象徴的なモデルと言われています。2ストロークエンジンの魅力と、高度なメカニズムが組み合わさったRZV500Rは、現在でも根強いファンを持つ伝説のバイクなのです。

※RZV500R

 

RZV500Rは、ヤマハが1984年に発売した高性能なレーサーレプリカバイクです。このバイクは、当時のGP500クラス(ロードレースのトップカテゴリ)に参戦するために開発されたYZR500をベースに、市販車として開発されました。そのため、当時の技術の粋を集めた車体設計とパフォーマンスを誇り、スポーツバイクファンの間で高く評価される一台となりました。

エンジンとパフォーマンス

RZV500Rのエンジンは、499ccのV型4気筒2ストロークエンジンで、最高出力は約88馬力(日本国内仕様)に達しました。V4エンジン構成は、エンジンのコンパクト化と軽量化を実現し、高い加速性能とハイレスポンスな走行感を提供します。クランクシャフトを2本使用し、一次バランサーを持つことで振動を抑え、安定した乗り心地を実現しました。また、Yamaha Power Valve System(YPVS)という可変排気バルブシステムを搭載し、幅広い回転域でのパフォーマンス向上を図っています。

シャーシとハンドリング

RZV500Rは、軽量で高剛性のアルミフレームを採用しています。このアルミフレームは、当時の市販バイクでは珍しいもので、ヤマハがレーシングバイクに培った技術を市販車に投入した例として評価されています。前後のサスペンションは、高速域での安定性を確保しながらも、コーナリング性能を高める設計が施されており、スポーツ走行に最適です。また、フロントにはダブルディスクブレーキを装備しており、強力な制動力を提供します。

デザインとエクステリア

RZV500Rのデザインは、GPレーサーYZR500を彷彿とさせるアグレッシブなスタイリングが特徴です。カウルやタンク、シートなど、細部にわたりレーシングバイクのDNAを感じさせるデザインが施されており、空力性能も考慮されています。カラーリングは、主にヤマハの伝統的なブルーとホワイトが使用されており、シンプルながらもスポーティな印象を与えます。

 

RZV500Rは、ヤマハのレーシングスピリットと技術力を体現したモデルであり、その魅力は今も色あせることなく、多くのバイク愛好家に支持されています。

 

 

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この記事を書いた人
岩﨑

新築マンションに携わって30年!!
企画から販売、物件マネージャーまで。最近では仲介もやってます。宅建・FP2級・管理士持ってます。趣味が嵩じて大型バイク・潜水士も持ってます。好きなデべは地所さん、野村さん、明和さん、住不さん。

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